グルメ漫画戦国時代に選ぶ私的名作「ワカコ酒」
※こちらは別のSNSで書いていた記事を加筆修正したリサイクル記事です※
いやあ…
グルメ漫画、増え過ぎじゃないですか?
「ワカコ酒」もグルメ漫画が流行りだしたくらいに始まったように思いますが、群雄割拠のグルメ漫画の中でもかなり秀逸かつ安定した作品で、すごく愛読しています。めっちゃざっくりいうとOLが一人酒を呑みながらお酒のアテを楽しむ漫画です。ドラマ化もされてますね。
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食べ物の絵がめちゃくちゃ美味しそう
問答無用に美味しそう。
線画がめちゃくちゃ上手いというのもあるけど、トーンワークも完璧でとにかく絵が丁寧なのでマンガ的なのにリアリティあるのがすごいバランス。たくさん美味しいものを食べる人にしか描けないと思う。
- 味はもちろん、味以外のメニューに対する表現が秀逸
香りや食感や視覚など、味覚以外でメニューの魅力を解説してくれる。また、今夜のアテを決めるまでの過程、メニューに合わせたお酒の選び方、さらにオーダーからサーブまでのワカコの待ち方に関しても毎回趣向が凝らされており、呑んで食べることに対して焦点をあてているのに、あくまでもそれだけを楽しんでいるわけではないというか、豊かな楽しみ方を提供してくれている。
個人的には効果音が天才。
ワカコがシェンタン豆腐を自宅で焼いてるときに、豆腐が焼けたときの音で「きう〜〜…(焼けたよ)」って書いてあるとこがめちゃめちゃ好き。あとついでにコレに対してワカコが1人で発泡酒のみながら「お前というやつはもっと焼かねばならん」とか言ってるのも好き。なんなんだよ。
- ワカコの顔だけで美味しさを表現しない
これ!!!!
ワカコ酒の一番すごいところマジでコレだと思ってる。キャラクターが美味しそうな表情(俗に言うトロ顔)をすることで美味しさを表現するグルメ漫画が多い昨今、ワカコは割と表情が一貫してるし、表情を大きく崩すことはなく、食べているものの美味しさを表現している。ほんとに「食べ物が主役」なのだと感じる。それもこれも前述した食べ物の絵めちゃめちゃ美味しそうというのと、味以外の表現が豊かだから成り立つのであり、言葉選びと確かな画力に加えて、マジで食べることと飲むことが好きな人じゃないと、この域に達することができないと思っている。
ワカコはモノローグも天才なんだよな。「揚げた鶏ってずるい」みたいなこという。私もそう思っている。
作者の新久千映先生には主に肝臓をご自愛いただきながら、執筆活動に励んでいただきたく思います。
「パタリロ!スターダスト計画」でリアコヲタの悲しみと業の深さを考える
ゴールデンボンバー「かまってちょうだい///」に見るヲタク心
ゴールデンボンバー「かまってちょうだい///」LIVE MV
家にいること多くなってきたのでYOU TUBEでいろんな音楽聞いてるんですけどゴールデンボンバーのこの曲、絶対ライブで聞いたら楽しいだろうナー!!と思いました。
ざっくりいうと多分テレビでとある芸能人(アイドルもしくはアーティスト)にハマった子がライブに行ったときの心情を歌った歌です。
この歌の注目すべきは、初ライブでファンサがほしい気持ちが1番で綴られており、2番では慣れてきたときにファンサがもらえなくて焦る気持ちが綴られているんですけど、ああ〜ヲタクはこう変わるんだなってオモロを感じたのでそれを言語にしてみようと思います。
この主人公ちゃんの推しさんがどのジャンルの活動者なのかは不明ですが、ファンサを求める歌なので、仮にアイドルユニットとして、で、全国ツアーを開催できる人(もしくはユニットやバンド) かなぁと思っています。なんでかというと主人公ちゃんが「隣の隣の県」に足を運んでライブに入るっているからです。県ということは東京公演、大阪公演、北海道公演...では少なくともない。京都もないすね。福岡県(福岡公演)、愛知県(名古屋公演)、神奈川県(横浜公演)、宮城県(仙台公演)くらいなのかな。静岡(エコパ)や福井(サンドーム)とかも入りますかね。
多分ですけど地方の子なんでしょう。東京在住の可能性を考えましたが、関東において東京から隣の隣の県でライブ開催するなら東京でやるかなっと思ったので。
現場で推しに落ちたヲタクじゃないなら、テレビかネットの配信で落ちたんだと思われますし、「隣の隣の県」という響きが、なんとなく全国ネットのテレビで観たアイドルにハマった感じがします(根拠なし)
1番だと「これが生なのね」とか「貴方と同じ時同じ動き同じ場所…!」とか、実際に生きている推しを同じ空間にいられる喜びをかみしめているのがよくわかる。歌詞内の「…!」がメッチャわかる。絶対公演後に「○○くんと同じ時同じ動き同じ場所にいた…!幸せ過ぎた…!」みたいに「…!」を使ったツイートしてそう、この主人公ちゃん。
サビになるとライブ初参加の主人公ちゃんでもファンサがもらえる可能性に気づくわけで、そうなってくるともうファンサほしいしかまってほしいし目を合わせてほしいしオシシ仮面なんですよね。
「なんだか私、欲が出てきた」と自覚した主人公ちゃん、ズブズブを推しくん沼にハマっていくこととなります(ストーリーテラー?)
2番の主人公ちゃんが何回目かのライブなのかはわかりませんが、なんとなく1番から1年以内で、行ける範囲で回数重ねたくらいなのかなって思ってます。コレも根拠はないです。根拠はないですがヲタクは1年以内に躁鬱を行ったり来たするイメージがあるので、1年以内としています。が、「回増すごとに欲が出てきた」というくらいなので複数回は確実に行ってるだろうなぁと。全通ガチ勢じゃない理由は後述します。
2番では己のファンサ欲の大きさに驚きつつも、それは推しくんがなかなかファンサしてくれない=焦らされたせいでファンサ欲が大きくなってしまったので「お互い様物語」と述べている主人公ちゃん。
そんなわけでライブに参加するも「今日はまだ目が合わない」と気づき、ある一つの結論にたどり着きます。
「もしかして嫌われた?」
これ!!!!!ヲタクが情緒不安定になったりする原因の一つだと思います。オキラになってしまったのではないか…?という心配。これがヲタクの情緒をもにょらせる。で、実際にオキラになってしまったのかどうかは、推しくんの性格はもちろん、推しくんの市場規模(ドームからアリーナ、ホール、ライブハウスなどなど)と、推しくんによる主人公ちゃんの認知の度合い(入り待ち出待ちをしているか、前方席で毎回入っているか)(※入り待ち出待ちや前方席通いを推奨しているわけではありません)にもよると思ってます。
これによってオキラになったかもと悩む主人公ちゃんにかける言葉は
①「たまたまだよ!(むしろ気に入られてると思う)」か、
②「たまたまだよ!(あなたはそもそも認知されてない)」か、
③「たまたまだよ!(今頃気づいたんかコイツ)」か...
この3つのどれかになるんかなと勝手に思ってます。
で、これは私の願望なんですけど、この歌の主人公ちゃんは②であってほしい。なんでかというとこの推しくんが人生初の推しであってほしいし、地方の高校2年生くらいで、頑張ってバイトしてお小遣いためて、で、今できる範囲で頑張って通っててほしい。
主人公ちゃんがここから全通ガチ勢になるのか、これからもそこそこの範囲で通うのか、どんなスタンスのヲタクになるのかは、この歌を聞いた人それぞれ答えがあると思うのですが、私は少なくとも主人公ちゃんの長いヲタクライフの一番最初の”鬱”がこの歌だったら可愛いな〜と思ったので、このような結論に至りました。
2番の主人公ちゃんが全通ガチ勢じゃないと思った理由については主にこんなとこなのですが、それとは別の理由として、全通ガチ勢は「ファンサは100%もらうもの」と思ってそうだなと言う偏見があり、歌詞を読む限り主人公ちゃんは違うのかなと思ったためです。
ただまあ多分これは違うヲタクスタンスの人が聞いたら全く違う解釈しそうですね。
いろんな人の解釈、聞いてみたいものです。
それとは別に一番上にYOU TUBE貼ったんですけど、せっかくファンサが題材の曲なんだから、ライブでこの曲をやる時は金爆がめちゃめちゃファンサするタイムを設けたらいいのにと思った。おわり。
松井玲奈の「新・幕末純情伝」
博打打ちは一瞬に勝てるかどうか…それだけだ。古くは香取の皿屋敷、草なぎの蒲田、井ノ原の東亜悲恋、大野の戦国プー、傑作中の傑作だ!メイサと斗真のあずみも、EXILEの松ちゃんのクラウンも傑作だ!三浦翔平のサムライ7も凄い!最近では、井上のフラガール、菅井の飛龍伝、今泉のあずみは傑作だ!
— 岡村俊一 (@okamurashunichi) 2020年5月13日
松井玲奈の新・幕末純情伝がぬけてます!!!(敬称略)
わたくし、いまだに松井玲奈さんの沖田総司と石田明さんの坂本龍馬に囚われてる気がします。
人生初のつかこうへい作品が松井玲奈さんの沖田総司だったんですけど、初見でゴリゴリに泣いたのをよく覚えてる。銀河劇場(東京公演)と紀伊国屋ホール(東京凱旋公演)で見ました。観客は初めて観たつかこうへい作品を親と思う性質がある(?)ので、いまだに松井玲奈さんの沖田総司に囚われています。
松井玲奈さん、肌がキレ~なのと、ちょっとツンとした少年ぽさもある顔で殺陣をこなすので、本当に「女・沖田総司」って感じだった。一人称が「ぼく」なの似合いすぎ。
それとノンスタ石田さんの演じる龍馬がとにかくよかった。良さの説明をする文章力が無くて辛い。ちょっとお調子者なんだけど、日本を変えちゃる!という気迫がバンバン伝わるし、それなのに小市民的な情けなさもあり、それでも登場人物イチうつわは大きくて、お茶目でかわいい(当社比)
あと私は個人的に岡田以蔵が大好きなんですけど(厨二病的なアレ)、この作品に出てくる岡田以蔵もすごい好きです。坂本龍馬の忠犬的ポジションなのめっちゃ良いし、何より強い(物理)。個人的にサイコーに好きなのは超尊敬してる龍馬に「育ちが悪い」と言われて、
「先生、さっきワシのこと育ちが悪いって言いよったやんね?ワシ、育ちが悪いっち言われて、3人殺しとるけんね!気ぃつけて!!」
って感じのセリフがめっちゃ好き。
マジで3人殺してそうだし、めっちゃ好きな龍馬に向かってこの言い草するくらいだから相当嫌なんだろうし、何より「殺せる」という自信が感じられるのがよい。以蔵の人となりが一瞬で伝わる。
石田龍馬に仕えてた以蔵は早乙女友貴さんだったんですけど、早乙女友貴さんめっちゃ殺陣お上手なのと、眼光が鋭すぎるので「マジで殺してそう」という迫力がありました。
話は脱線しますが「飛龍伝2020」でも似たようなセリフがあって湧きました。
アア~幕末純情伝観たいな。
人は幸せになるために生まれてきたのです
ちょっと前に 熱海殺人事件についてのメモを書いたばかりなのですが
その後すぐにブックオフでつかこうへいさんの書いた本いろいろ買ったんですけど
いやこれ正解やんけ
この本のタイトルが正解じゃない??て思っちゃったわ
熱海殺人事件未見の方はこの本を読む前に舞台を観てほしい。先入観なしに。 そして感想が知りたい。でもこれは「蒲田行進曲」に出てくる銀ちゃんのモデルになった人のエピソードらしいので、私も蒲田行進曲を見るにこの本読んでしまったのが残念です。でもめっちゃ読みやすいので秒で読めます。「熱海殺人事件」の金ちゃんとアイちゃんらしき人たちも出てきます。
熱海殺人事件についてはこっちも読みました。小説版。
この本の解説で、演劇ジャーナリストの扇田昭彦さんがこう綴っています。
この事件は本当に額面通りに受け取るべきなのか。いや、大山金太郎は果たして本当に殺人犯なのだろうか。いや、そもそも「熱海殺人事件」などという事件が本当に存在したのだろうか。(中略)−−構造的に何重底もなしているこの作品を解く鍵が読者自身に与えられているからには、これ以上の深入りはやめにすべききだろう。
コレだ!!!!!!!
つかこうへい作品を劇場を観る楽しみって、観終わったあとに同行者とああでもないこうでもない、前回はああだった今回はこうだった、今回のキャストだと印象が変わる…などなどなどを鳥貴族あたりで話すのが一番楽しいのだと思う。同行者がいないとツイートするんですけど、その瞬間含めて楽しい。
その気持ちが言語化されているようで驚いた。上で「正解!」って書いちゃってるけど、正解なんかないんだろうなあと思う。月並みな言葉なんですけど演出家によって正解が変わるし、観客の数だけ正解がある。それが楽しい。熱海殺人事件で何を言いたいのか、受け取る人によって解釈が違うのも良いと思うというかそれがアリなんだろうな。それが楽しい。喧々諤々と発泡酒を煽りながら今回の金ちゃんはひどい男だったぜ、とか 今回は貧困じゃなくて男女の愛が全面に出てたねとか、キャストによって受ける印象が変わるねとかそういうのを話すのが楽しい。
同行者と全然違う印象を持ったりするのも楽しい。その個人差を許容してくれるのがつかこうへい作品なのだと思う。
この個人差を許容してくれるのは何なのか。
先の「人は幸せになるために生まれてきたのです」は、つかこうへいさんが娘に語りかける口調で紡がれています。その中で生粋のホモに生まれて肩身の狭い思いをした”戸田君”に「売春捜査官」とでホモの役を演じさせたエピソードが書いてありました。
パパは戸田君のような弱い人や、いじめられっ子のような弱い者の味方になるようなお芝居を作っていこうと固く心に誓ったのです。
この一節を読んだ時、つかこうへい作品が包容力に満ちている理由が少しわかったような気がしました。
個人的にはまた新・幕末純情伝がみたいなぁと思っております。コロナが早く収束することを祈ります。
自分が書くファンレターについて
こちら参考にさせていただきました。
◎初めての手紙を書くきっかけは何でしたか?
え?きっかけ? 好き!と思ったから。好き!と思わないと書けない。
◎手紙を書くのはどんなときですか?
今は基本的に自分が観劇公演では毎回出します。鬱陶しいかなと悩んだけどまあ私以外からたくさんもらってるだろうし、毎回出しても毎回読んでくれてるとは限らないよって言われてから逆に気にしなくなって自分が入る公演数分出してます。
◎推し以外の人に書くことはありますか?それはどんな時ですか?
ない。好き!って気持ちがないと文章が書けない。
◎今まで何通書きましたか?また1年でどのくらい書きますか?
わからん。数えてないです。
◎どういう方法で出しますか?
開演前にプレボに突っ込みます。いつだったかプレボに入れたはずのファンレターがツイッターでさらされる地獄みたいな事件があったので、他人事ながらビビってしまい、一時期はギリギリに入れてましたが、今はもうあんまり気にしてないです。めんどいので。
◎下書きは作成しますか?する場合どのように作成しますか?
下書きします。観劇後の帰り道にスマホのメモ機能で作成するのがルーティンです。
◎便箋何枚くらい書きますか?また便箋はどのようなものですか?
2〜4枚を目安にしています。あんまり多すぎると怪文書になる。便箋は公演によってまちまちですが、なるべく文字数が書き込めるものを選びます。
◎便箋や封筒、筆記具などへのこだわりはありますか?
その公演に合わせて用意します。一時期自作してましたがいまPCの調子が悪いので、時代劇なら和風、ファンタジーならそれっぽい(それっぽい?)やつを世界堂とかロフトとかハンズとかウロウロして選びます。そうじゃなければ普通に可愛いやつを使います。
◎誤字はどうしてますか?
フリクションボールペンで書いてるから消す。フリクションで書くと熱で消える!って言うけど何度くらいまで耐えられるのかしら。でも宛名には使うなって注意書きあるし、風呂でファンレターを読むと文字が消えるって逸話も聞いたことあるので、普通のボールペンに変えようか悩んでいるところ。
◎どんなときに文章を考えますか?
基本的には観劇してすぐ、帰宅しながら考えます。忘れちゃうし。その時の感想を第一にしたい。舞台初日とかに送る場合は前日までの通勤時間とかふとしたときに考えます。
◎文章はどうやって組み立てますか?
え!?!?!?!難しい質問。下書きの段階ではデジタルでガガガガーーーーーッと書くので、あとから読み返して文章の順番を入れ替えることは有りますが、直感で書きます。
◎文章の作成において大事にしていることやこだわりは何ですか?
同じ言い回しを避ける。「〜ので、〜で、〜でした」みたいに、なんか似たような音が続いたら避ける文を考える。あと、「思います」の多用を避けたい...日本語、思いますに変わる言葉が少なすぎ問題なんだよな。
◎手紙の内容はどんな雰囲気ですか?
その時のテンションで結構違う。舞台の内容について考察厨みたいな手紙書くときはめっちゃ落ち着いてるけど、席が近くてギエーーーーーってなったときはマジでそんなテンションで書いてる。情緒不安定。
◎書かないようにしていることはありますか?
ネガティブなこと。ファンレターは気持ちを上げてもらうためのモノだと思っているので、いいことしか書かない。ていうかいいことが書けないくらいならファンレター出さないので...。
◎ダメ出しなど、何か指摘することはありますか?
絶対に書かない。マジでコレは心に決めてる。ていうかダメ出しするところがあったらファンレター書かない。運営に対してダメ出しや指摘をしたいときにはアンケートに書くようにしています。
◎便箋一枚目の最初に「○○さんへ」「Dear ○○」など書きますか?
書く。何かの手違いで違う人のもとに届いたら困るし。(自分で書いておいてなんだけどプレボに対する一定の不信感があるんだな)
◎手紙では推しを何と呼んでいますか?
名前。
◎手紙本文の最初で名乗りますか?
名乗らん。戦隊ヒーローではないので。
◎手紙本文は敬語ですか?
敬語です。ゴリゴリに敬語。
◎封筒の宛名で相手の名前や宛先以外に書いていることはありますか?
前は書いてなかったけど、それこそ「毎回読まないかも」「そもそもいつ手元に渡るのかは運営次第」という助言を頂いてから日付を書くようになりました。まとめて読むときにはできれば順番に読んでもらえるとうれしいので。
◎自分の住所は書きますか?
書かない。郵送のときは書いた。これは受け取り側というよりは郵便局側がいざというときのリターンアドレスがないと困るかなと思ったので。
◎自分に関することを書くことはありますか?
そもそも私の喜びの大半を担っている相手に出すので、ファンレター全部が自分に関することな気もしている。自分のプライベートという意味だったら書かない。興味ないだろうし。でも舞台の感想を書くときに自分の経験談を結びつけるような場合はあったかも。覚えとらん。
◎本文最後に自分の名前以外に書いていることはありますか?
ここまで読んでくれてありがとうございました!て書く。貴重な時間をいただいてしまって恐縮だけど、読んでもらえてたら嬉しいしありがとうと言いたい。
◎書き出しや締めに使うお決まりの言葉や文章はありますか?
そういやないかも。ここまで読んでくれて(以下略)くらい。
◎取りかかりから完成までどれくらいかかりますか?
1〜2時間?わからん。はかったことがナイツ。
◎完成するのは出す日のどれくらい前ですか?
前日に書き終わるようにしている。マチソワする日はマチネ分だけ前日書いて、ソワレ分はマチネを見てソワレの直前に書く。
◎手紙を書きながら予定していたより文章が増えることはありますか?
下書きしてるからあんまりない。ただ「この文章入れたら○枚目の便箋に突入しちゃうけど、多分 便箋の中途半端なところで終わってしまう...」と思ったら文章を削ったりする。あと大体興奮して下書き書いてるから同じようなこと違う言い回しで書いてることあるので、そういうのは削ります。
◎清書して便箋などのスペースが思いのほか余ったときはどうしてますか?
前述の通り、余らないようにできる限り調整しています。
◎下書きや手紙の文章は残しておきますか?またそれを読み返すことはありますか?
めっちゃ読み返す。同じようなこと書いてないかなとか。公演期間中は同じような感想送りつけないようにしたいし、何なら観劇前に前回○○について書いてるから、今日は△△について注目して観て、それで手紙かこ…と思っている。
◎手紙の中に好きという単語はどれくらい出てきますか?
え!?!?!?!?使わないかも。使ってるのかな。数えたことないです。好きっていう言葉、そりゃお前はファンなんだから当たり前だろと思うし、抽象的すぎるので、なるべく「素敵でした」「かっこよかったです」とかにしている。
◎手紙を書く上での悩みはありますか?
字が汚いんだよな…コレはマジで悩んでいてペン習字でも習おうかなと思った。めちゃめちゃクセ字だし。ゆっくり書けばいいんですけどね(当たり前)感情にかまけて勢いで書くからいけない。
◎手紙を書き続けて変わったことはありますか?
観劇するのが楽しくなった。このブログを作ったのもそうなんですけど、アウトプットしないと何回か公演見ても「楽しかった!ハッピー!」しか残らない。でも文字でアウトプットしてると「もしかしてあのシーンはこういう意味だったのかも」って書きながら思うことが多々ある。文字で自分の思いを可視化するのって重要なんだなと思う。
◎手紙を通して一番伝えたいことは何ですか?
君は世界で一番輝いているよ...!!!!!!!ということ。コレはマジ。そう思ってるからファンレター書いてる。
◎手紙について推しから何か反応を貰ったことはありますか?
ない。ある人ってブログとかで言及されるってことなんですかね。他の人も同じこと書いてるかもしれないって思っちゃうんだよな。
◎手紙に関する事件があったら教えてください。
事件というほどでもないですが、プレボがなくて困ったことはありました。スタッフさんに渡した。
◎あなたにとってお手紙とは何ですか?
気持ちをあげるもの。
◎推しへの手紙について語りたいことがあればご自由にどうぞ。
手紙、読んでくれてるといいなあという気持ちと、読んでなくても責められないし、読んでる確認なんかとれないので、シュレディンガーの猫ですね。まあでもとりあえず毎回出させてもらうくらいは許されるかな...と思って出しています。結局自己満足の世界だし、義務に感じたら書くのをやめようと思うのですが、とりあえずまだ伝えたいことは山ほど湧き出るので、もうしばらくはお手紙書きたいなと思います。
終わり
テイルズオブザステージ-光と影の正義-
テイルズ オブ ザ ステージ -光と影の正義-
2019年12月5日〜15日(全15公演)
プレミアムシート(特典付き※日替わり)12,000円
S席9,000円
A席7,000円
ちなみに8回入ると主要キャスト10名のサイン入りポスターがもらえました。あとプレミアムシートの特典も日替わりだったり、平日夜公演には主要キャスト10名によるお見送りがあったり、アフタートークも2回ほどあったり、いろいろ盛りだくさんな公演でした。
銀河劇場のよいところはコインロッカーが無料で使えるところでして、会社帰りに銀河劇場にIN!→コインロッカーにコートをIN!→座席にIN!→COMPLETE!って感じで観劇してました。冬場の観劇、コート皆さんどうしてるんですか???コート、膝上に置くのが一番だと思うんですけど、終演後に気づいたら裾とかが床についてましたみたいなことがあると嫌なのでロッカーやクロークがあると個人的にめっちゃうれしい。
お恥ずかしながらゲーム全くわからないままで観劇しておりました。一回だけゲーム知ってる方と同行したのですが、主人公のユーリがマジでイメージ通りとおっしゃっていたのが印象的です。ユーリ、マジで二次元だった。
サブタイトルにもある光と闇の正義なのですが、端的に言うと主人公ユーリが闇の正義で、ユーリの幼馴染であるフレンが光の正義でしたね。
悪人を殺すのは正義なのかどうか という問題、たまに考えちゃうんだよな。法でさばけない悪人を闇に葬る、いわゆる”私刑”とでも言うべきでしょうかね。
ユーリはいわゆる義賊って感じで...ユーリはユーリなりの正義を追い求めているのはとってもよくわかるんですけど、私はやっぱりユーリみたいな正義は追い求められないなと思った。フレンみたいな 立派な思想があるわけではなくて単純に法に守られていないとビクビクしちゃって生活がままならない気がする。それだけユーリが真剣なのもとってもわかる。でもやっぱり私は生命に対して責任が負えない気がする。あとめっちゃ周囲のことを気にするタイプなので、己の信じている正義をそれほど追求できない気がする。法で裁かれるってことはつまり民主主義で大勢に、公的に認められた方法で裁くってことでしょ。そうじゃないってことはそうじゃないってことでしょ(日本語の表現が下手くそ過ぎる)法でさばけない悪人を裁く!!!って言ったときに、その正当性をちゃんと立証できないんだよな。まあだから法で裁けないんですけど...(堂々巡り)とにかく私は大勢の人にそうだそうだ!と言ってもらわないと多分そんな思い切ったことできないと思ったのです。
本公演ではサインライトなるものが物販で売ってまして、本編中にキャストが指示したタイミングでサインライトを光らすことができます。キャラクターが登場した時、キャラクターがサインライトを光らせて、客席に名前をコールするように促すときがあります。それと、途中主人公一行がピンチになるシーンで光らせる、いわゆるプリキュア的用法で使用されます。あと最後の最後、ユーリが戦いの果てに命を落とした…と思ってみんなが落ち込んでいるシーンで、ユーリの飼い犬であるラピードがユーリの気配に気づいてワンワンワンワン!!!!って鳴くんですけど そこでラピードがライトを光らせるように促してきた。でもコレはなぜか初日だけでした。
サインライトを膝の上に置いて気づいたんですけど、パンツルックで行くと足と足の間にサインライトが落ちる。意外な弊害があった。常に太ももに力を入れていないといけない。ここで膝上にコートを置いていたらそんなことで悩まなかったんですけど時すでに遅しで、コートはコインロッカーの中。こんなこともあるので観劇は会場によってできる限りスカートで行くようになりました。
お見送りも高速ベルトコンベアでしたが、個人的にはめっちゃ楽しかったす。