映画「窮鼠はチーズの夢を見る」とそれにまつわる食事(微ネタバレ)
公開された次の日、監督と主演のお二人が登壇された様子が配信された舞台挨拶LV付の上映を拝見しました!
後からじわじわじわじわと「良さ」が来る映画でした。同行者も「よかった」と言ってくれて、珍しく同日にYou tubeで公開されたトークライブも生で拝見しました。
とにかく空間がオシャレ
画面の隅から隅までオシャレ
でもそれもすべて計算されているぽくて、さすが「恋愛映画の名手」と呼ばれるだけあるなぁ~などと考えてました。
そういうまじめな部分の議論はさておき、私が気になったのはこの映画に出てくる食事シーンが気になったんですよね
一つ目は冒頭で恭一が嫁と中華に行くシーン。
個室で円卓を2人で囲む恭一と嫁。
おそらく一品目に提供されたエビチリ。
恭一と嫁の前に1皿ずつ丁寧にサーブされるエビチリ。
いや、シェアせんのかい。
中華の良さ殺しとる!!!!!!!!!
よく見たら円卓だけどターンテーブルない!!!!シェアさせる気のない中華!!!!!!終わった後にはじんわりくる余韻に浸っていたけど、思わず同行者に言ってしまった。エビチリシェアせんのかいって。そしたら「コース料理だったんじゃない???」って返されたんた。なるほどと一瞬思ったけど、一品目からエビチリ????というセカンド疑問が生まれた。一品目は冷菜の盛り合わせとか持ってきてほしい。
なんというか食事の概念までオシャレだった。
そんでもって次は恭一の部屋で今ヶ瀬が待ってて、
恭一「今日の夕飯何だったの?」
今ヶ瀬「……グラタン」
このシーン
今ヶ瀬「……グラタン」
料理腕平均以下私「ぐ、ぐらたん」
すげーぜ
市販のたれでつくった生姜焼きとか めんつゆとにんにくチューブで適当に味付けした肉野菜炒めとかじゃないんだ
今ヶ瀬レベルになるとグラタン作れるんだ
恭一「グラタンかぁ……ちょっと食べよっかな笑」
いや、軽
もっと驚かんかい!グラタンぞ!?!?!?!?!?!?
グラタンて作るのめちゃめんどくさそうじゃないですか?作ったことないんで知らないんですけど。ちなみにこれも同行者に言われましたけど「市販のホワイトソース使えば割と手間はかからない」と言われて、この世をは私が生きるには広すぎる……と思った。
食事にもリアルさより雰囲気求める感じなんだろうなと思った。
食い意地汚いパーソンの私はこの食事にまつわる2つのシーンが気になったというお話でした。
あと、終わった後にはとにかくカールスバーグを探して酒屋めぐりました。